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昆虫少年の休日の過ごし方

 モテたい! 昆虫マニアでもモテたい!
 おっとっと、いきなり取り乱しちゃった。話は変わるけど、テントウムシって飛んでるとき意外とでかいよね。
 最近のフェイバリット研究は、親戚の叔父さんの大便を使ったスカラベ(フンコロガシ)の研究。なぜわざわざ叔父さんの大便を使用しているかというと、スカラベたちが僕の大便に見向きもしなかったからなんだ。二日後、手つかずのを自分で片づけた時の気持ちったらなかったよ。カラカラになって割れた自分の大便を見るのって貴重な経験さ。犬じゃあるまいし(笑)
 それから様々な親族の大便を三親等まで試したところ、最もフンコロガシの評価が高かったのが叔父さんだったってわけ。水分の問題だな。それで、スカラベってのは人が丸めたやつも隙あらば取っちゃうんだけど、叔父さんの大便を四匹のスカラベが奪い合ってる映像を見せたらそれ以来叔父さん張り切っちゃってさ、毎週静岡からゆうパックで送ってきてくれるんだ。感謝してる。絡み酒がたまに傷だけど、正月ぐらい我慢してやるさ!
 でも、一つ問題もあって。叔父さんは知らないけど、スカラベっていうのは、丸めた大便を巣に持ち帰って、一日二日はそれを食い通しで過ごしちゃうんだ。だから叔父さんの大便が余っちゃって余っちゃって、今、階段にまで積みあがってる有様。でも、毎週手紙や時々は封筒にお小遣いまで入れて大便をゆうパックしてくれる叔父さんに、もういいって言うのも酷だと僕は思うんだよ。いや、小遣いはいいんだよ? 本当だよ!
 そこで今日、僕は叔父さんの大便を新たな実験に使うことにしたんだ。雇用を創出するケインジアンの考え方だね。これがほんとのニュルニュル出〜る政策だよ。え? 難しすぎた? で、その実験ってのが、カマキリ、ゾウムシ、オオクワガタ、ハンミョウ、カミキリムシ、とにかく僕が飼育してるいろんな昆虫のケースに叔父さんの大便を入れて、リアクションを見る実験なんだ。昆虫と人糞を使う実験としては究極のものだよ。
 そしたらどうなったと思う? 僕はお気に入りのオオクワにエサをあげる時はいつも「さあエサの時間だよ〜」って話しかけながらあげるんだけどさ、さっき、「さあエサの時間だよ〜」って大便の前にエサのゼリーを置いちゃったよ! どおりでデカいし、くせえと思った! もう大便はコリゴリじゃ〜〜〜!