2003-06-01から1ヶ月間の記事一覧

とんちがきくといってもまだほんの子供だもの

「なんじゃこの看板は。これでは橋を渡れんじゃないか」 和尚は看板の前まで来ると驚いて言った。 しかし、一休さんは老眼の和尚とは違って、もうだいぶ前から、そう、さっきのあの喫茶店の角を曲がったあたりからもうその看板が見えていたのだ。『このはし…