感想戦

 最初の『よつばと!』について書いている間は、書いてる時に、自分で、こんなこと思ってねえよ感があって、かなり書くのしんどくて良かったんですが、思わず松本人志を出しちゃったとこはちょい思ってることが混じりました。本当はこんなこと書かないほうがいいよと思いながらも考えてることを頑張って書くという作業になってしまい、不覚にもちょっとノッてきてしまいました。そのため、そのへんだけ『よつばと!』と関係ない笑いの話になってます。でも、また、最後になって、自分の中で、何言ってんだこいつ、みたいになってきて他人で終われたのでそれは良かったです。何が象徴的なんだボケナス、という感じでした。『よつばと!』初めて読んだ時も驚いたじゃねえか。
 今回のは思ってない加減がちょっと中途半端ですが、このぐらい長々と全部嘘まみれで書けるようになったら、小説書くのにかなり便利だと思います。複数人にうざいくらい討論させるドストエフスキー状態になれると思います。もともと創作で思ってないことばかり書いてきたんですが、短いので、あまり強度がありませんでした。こういうことを考えているこいつを、これを書いた後で、こういうことを全然書かずに普通に小説に登場させて普通に喋らせたら、どっかで何か変わるというか、より人間らしい人物にできるのかな、どうだろうな、と思うんですが、まあ、なかなか難しいですね。めんどくせえよ、ですね。自然に出来るようになればいいと思います。
 『3歳児くん』はでも確かにちょっと凄いです。『よつばと!』もおもしろいです。


 にしても、こういう記事にブックマークが沢山ついちゃうんですね。昨日の『非生産的ロデオ』の方がおもしろいと思うのに。