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まことハンター

 まことハンターは河童を生け捕りにしようとしている。
 過去にツチノコ、天狗、クロアゲハなどを生け捕りにしようと奮闘し、スカイフィッシュの時はくそつまらないDVDまで参考にしてきたまことハンターであったが、さすがにバカらしくなり河童に関してはあえてノー勉で挑んだ。
 成果はさっそく現れた。中部地方の山道に妙なものを発見したのだ。まるで河童の皿のようなマンホールだ。
「まわりにギザギザがついてるわ……」
 喋ったのはまことハンターその人。正真正銘のオカマであった。
 周囲に自分以外誰もいないことを確認すると、まことハンターは愛車のハマーからスコップを取り出し河童の皿の周囲を掘り始めた。
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ」
 小一時間掘ったが非力なまことハンターのこと、周りに溝が出来た程度に過ぎない。
「んも〜〜〜やんなっちゃう!!! もう河童なんてこりごり〜〜〜〜!!!!」
 汗をハンカチで叩いてぬぐうまことハンター。オカマ特有の深いため息をつき、スコップを放り出し、マンホールの上にまたがり、まっすぐ前を向いて長い長いオシッコをした。
 手際よく処理を済ませてハマーに乗り込んだまことハンター。車は物凄いエンジン音と砂煙を立てて走り去った。
 やがて、ツチノコ、天狗、クロアゲハ、などが続々と河童の皿の上の黄色い液体を吸いにきた。しばらくして、生き物たちは山奥へと帰っていった。
 これが私の見た初夢です。