こういう書き方の練習してるだけやから大丈夫やで、ほんまやで、多分

 衛星第二桑田佳祐ライブの完全版が再放送されているのを見ながら、ぼくは血液型の話は嫌いだけど、その一方でB型であることを誇りにしている節があると自己分析した。 だから、机に置いてある様々な宝石を組み合わせて作られた地球儀を高速で回転させた。海の部分はラピスラズリで出来ていると自分に言い聞かせているが、ぼくが地球儀をはたいて勢いをつける際の国は一寸の狂いも無く何度も何度もモンゴルのようだった。ぼくの心は今や日本にあらず、朝青龍と一緒に彼の地へ行ってしまったのだろうか。泊まる温泉を勝手に変更してしまったのだろうか。これから日本はどうなるのだろう。ジャパニメーションは心配いらないけど、ジャパン本体は、この国はやばいだろ。煙が出ている。人造人間17号と18号が出てきた時のような気分だ。スキップビートはかっこいいが、幸せはどこにいくのだろうか。猫も好きだが犬も好きだという人は幸せになれないのだろうか。他人くさい人とは関わらないような人間に成り下がっていたけれど、きっと避けられない場面も出てくると思います、世間は甘くないと思います、と飼っているインコが、ぼくが言ったことない台詞を喋った。グレープフルーツのあとに麦茶を飲んだような世の中で、ぼくは行きたくもないとこに行くのだとしても、それはぼくにとって行かないよりは行くほうが幸せだと判断したということで、ことで? 頑張れ! だからつまり、それは、ぼくの最大限の幸せがいつの間にか「しょうがないけど行く」方面へと、方面へと……Survive! そうしてどんどん加速度的に幸せは先細りしていくのを傍観しているだけじゃ、やばいだろ、やばいだろ、やばいだろ。幸せのロングテール現象を涙を流しながら登っていくのか? どうなんだ。いやか、なら走れ。走れ! 荷物は見といてやるから。真夜中のダンディーを救い出せ。くそマクダノーの四角い店内に慇懃な「いただきます」を響かせる気か。元浦和のエメルソンがレンヌに移籍したのを知っていたか。出前を取り消すためにピザーラのバイクに飛び込んだ勇敢な弟。ロッケンロールヒーロー。明日のお前はきっと手先が器用。
 こんなぼくでも、今日、街を歩いているとき、「コム・デ・ギャル曽根」と思いついて、とてもキモい笑顔を浮かべてしまっていたりもするから大丈夫です。街中で「コム・デ・ギャル曽根」と唱えてみるのです。ぼくも最初はあまりおもしろくないぞ、と思いました。しかし、二秒後に笑顔になっていました。おもしろいこともたまにはあるから、気にすんなよ。明日もいいことありますように。石の裏にいる虫達に『祭りのあと』が聴こえたらいいとさっき思いました。哀愁によろしく。